AC長野パルセイロ 2013シーズン新体制発表会
AC長野パルセイロ2013シーズン新体制発表会に行ってきました。会場の長野市東部文化ホールは昨年新体制発表会を開催したしなのきホールと同じく300人規模のホール。開場後すぐに満席となり急遽最前列に椅子席を追加するなど大盛況でした。
満員の長野市東部文化ホール
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AC長野パルセイロ2013シーズン新体制発表会に行ってきました。会場の長野市東部文化ホールは昨年新体制発表会を開催したしなのきホールと同じく300人規模のホール。開場後すぐに満席となり急遽最前列に椅子席を追加するなど大盛況でした。
満員の長野市東部文化ホール
来期J2下部に発足予定の新リーグについてJリーグから概要が発表されました。例によってまだJリーグ公式サイトには掲載されていない様なので各社報道をまとめてみました。
(1) リーグ名称は『Jリーグディビジョン3』(略称:J3)
(2) 2014年に10または12チームで発足し4回戦総当り/優勝賞金500万円
⇒10チームの場合 全36節
⇒12チームの場合 全44節
(3) 参加希望クラブは6月末までに準加盟申請し
その上でJ3ライセンス(新設)の取得が必要
【J3ライセンス】
・クラブの法人格が公益法人,株式会社,特定非営利活動法人のいずれか
・トップチーム監督は日本協会のS級ライセンス保有
・トップチームに常時3人以上のプロ契約選手を保有
・下部組織(U-18,U-15,U-12)をいずれか1つ以上保有
・原則5000人以上収容のスタジアム
など
(4) 準加盟承認且つJ3ライセンス取得クラブはヒアリング等の入会審査を受け
11月のJリーグ理事会でJ3参加の可否を判断
J3参加が認められたクラブ
⇒『Jリーグ準会員クラブ』としてJリーグ入会
J3参加が認められなかったクラブ
⇒『Jリーグ百年構想クラブ』として次年度以降のJ3参加をサポート
(5) 入会金500万円/年間費1000万円が必要
また,3期連続赤字か債務超過で退会
(6) J2との入替や2015年以降の参入条件は今後協議
との事。報道に挙がっているJ3ライセンスの項目を見る限りではパルセイロのライセンス取得に問題は無さそう。各社報道や新体制発表会でのフロント発言からもパルセイロの来期J3参加は確実な情勢です。
報道によって数字のばらつきもありますがこのJ3にはJFL所属の12チームと地域リーグ所属の5~10チームが関心を示しているとか。サッカーダイジェスト掲載のJFL選手名鑑に各クラブのJ3参加意向が記載されていたので恐らくJFL所属の12チームとは 町田・長野・讃岐・滋賀・琉球・藤枝・秋田・金沢・大分・栃木・相模原・福島 の事と思われます。
一方の地域リーグ所属クラブについては先日から 盛岡・奈良・山口・鹿児島 など様々な名前が挙がっています。個人的には10または12チーム発足でJFLから12チームが手を挙げているなら無理に地域リーグから飛び級させなくてもいいじゃん,なんて思ってしまいますがどうなるでしょうか。
第15回JFL第1節(南長野運動公園総合球技場/観客:2388人)
AC長野パルセイロ 1-0 SC相模原
SC相模原を迎えて
(そういえばパルセイロのチームフラッグ新調したみたいですね。去年はライオンマークだったのが今年はエンブレムになっています。)
来シースンのJ3設立が決まりパルセイロにとって最後となる(可能性が高い)JFLが開幕しました。昨日は初夏を思わせる陽気で文句無しのサッカー日和でしたが今日は全国的に大荒れの天気。南長野も午前中から低温・強風・冷たい雨と厳しいコンディション,昼前には横殴りの霰まで降る始末で『これ今日試合できるんか?』と思ってしまうほど。幸い試合が始まる頃には天候も落ち着き始めたので助かりました。
長野県サッカー協会の公式サイトで第18回長野県サッカー選手権の日程及び組み合わせが発表されました。ざっと見た所1回戦は地区リーグと2種のチームが中心で県リーグや大学チームは2~3回戦から。5回戦からは北信越リーグの4チームが登場し8/25の決勝まで勝ち残ったチームが天皇杯長野県代表の座を賭けてスーパーシードのパルセイロと対戦になります。
天皇杯JFLシードの扱いによっては日程に影響の出る可能性もありますが,まだレギュレーションも発表されておらずリーグ自体も開幕したばかりなのでとりあえず現状決定分と言う事で。
第15回JFL第2節(栃木市総合運動公園陸上競技場/観客:934人)
栃木ウーヴァFC 2-3 AC長野パルセイロ
はて,最後にアウェイ遠征したのはいつだろう?と振り返ったら一昨年の最終戦。結局去年は一度も行けませんでしたが今日は諸々都合がついたので久しぶりのアウェイ遠征,栃木まで行ってきました。
栃木市総合運動公園陸上競技場
日本女子サッカーリーグの公式サイトがリニューアルされ,今シーズンの昇降格レギュレーションが発表されました。チャレンジリーグは12チームから16チームに拡大しましたが昇降格レギュレーションは昨年と変わらず,なでしこリーグへの昇格はリーグ4位以内かつ準加盟上位2位以内が条件で1位が自動昇格・2位がなでしこリーグ9位との入替戦になります。地域リーグへの自動降格は今年も無く,チャレンジリーグ15位・16位が地域リーグとの入替戦になります。
現在チャレンジリーグ所属の準加盟クラブは
・ASエルフェン狭山FC
・スフィーダ世田谷FC
・AC長野パルセイロ・レディース
・清水第八プレアデス
・静岡産業大学磐田ボニータ
・バニーズ京都SC
・愛媛FCレディース
・福岡Jアンクラス
・ジュ ブリーレ鹿児島
の9クラブ。リーグの半数以上が準加盟,中にはなでしこリーグを経験した強豪クラブも含まれるのでリーグ4位以内はもちろんこの中で2位以内というのもなかなか高いハードルです。
新体制発表会などでの発言からはクラブとしては今シーズンにしっかりと土台を作ってトップチームと共に来シーズンを勝負の年と位置付けている様です。今月に入って練習試合を見た方がパルセイロ・レディースが見違える程強くなっていて驚いたなんて話も聞きますし,今シーズンはこれまでの残留争いから一転して中位以上に食い込めるかもしれません。開幕が楽しみです。
第15回JFL第3節(南長野運動公園総合球技場/観客:2552人)
AC長野パルセイロ 1-0 ホンダロックSC
ホンダロックSCを迎えて
サッカー観戦には申し分ない好天でチームも開幕連勝と結果を残し,更に佐久から150人を超える観戦ツアーがあっての入場者数2552人はなかなか厳しい数字。これまでの様子だと1500~2000人程度の固定客は居そうなのでここからどうやってファンを増やしていくかが課題になりそうです。
第15回JFL第4節(だいぎんサッカー・ラグビー場Aコート/観客:382人)
HOYO大分 1-3 AC長野パルセイロ
パルセイロが昨シーズン唯一連敗し勝点を奪えなかったHOYO大分との対戦。アウェイの大分には行けないので今日はJFLモバイルの速報と現地組のtwitterを見ながらそわそわしていました。
信毎に先発メンバー入れ替えも,なんて記事が載っていたので試合前に発表されたメンバー表を見ると前節までの田中恵太選手に代わって開幕戦で劇的決勝ゴールを上げた佐藤選手が先発。するとその佐藤選手が28分に先制ゴールを上げ早くも結果を出します。後半に入ると55分に松尾選手が待望の今期初ゴールで2-0。終盤,佐藤選手に代わって田中恵太選手が入るとこちらも即結果を出し88分にゴールを決めて3-0。激しいポジション争いのFW陣が得点を重ね完封勝利でリベンジ達成,めでたしめでたし…と思いきや90+3分に失点し3-1で試合終了。ううむ。
開幕4連勝で単独首位という結果はとても嬉しいのですが,どうも端々に脆さが見え隠れする様な不安感も残ります。まだ長いシーズンが始まったばかりなので,まずは目の前の試合を一戦一戦応援したいと思います。
次節は4/6,南長野にツエーゲン金沢を迎えてのホームゲームです。2月発表のスケジュールでは13:00キックオフとなっていましたが,15:00キックオフに変更となっていますのでご注意下さい。
※2013シーズン日程・結果表を更新しました。