2019 J3リーグ第1節 ロアッソ熊本 2-2 AC長野パルセイロ

 2019 明治安田生命 J3リーグ 第1節 (えがお健康スタジアム/観客:6478人)
 ロアッソ熊本 2-2 AC長野パルセイロ
 いよいよ明治安田生命J3リーグの2019シーズンが開幕,パルセイロはアウェイでロアッソ熊本との対戦でした。
 つい先日加入したばかりの浦上選手をはじめ池田選手・山田選手・木村選手と新加入選手が4人先発,また内田選手は在籍2年目ですが昨年のシーズン前に大けがをしてリハビリ期間が長かったため今日が初先発初出場という非常にフレッシュな面々。FPの半数が入れ替わり昨年とは完全に別のチームです。
 試合は前半をスコアレスで折り返すと51分に東選手のゴールで先制。81分には途中出場で入ったばかりの大島選手がPA内で相手FWを倒してしまい一発レッドで退場,このPKを決められて1-1の同点。一人少なくなったパルセイロは86分にセットプレーから山田選手のスーパーミドルで勝ち越し。しかし直後の88分に同点ゴールを決められ2-2のドローとなりました。
 こうして得点経過だけを書き出すと「結局今年もまた勝ち切れないのか…」と思うかもしれませんが,実際は満足度の高い面白い試合でした。新加入の木村選手をはじめ東選手や昨年までと違い本来のFWで出場となった三上選手など,前線の選手がガツガツしていて攻撃はもちろん「前線からの守備ってこうゆうことか!」と感心するくらい攻守に躍動。遠藤選手・浦上選手・池田選手の若いDFラインも若干心配な場面はあったものの予想外(失礼)の安定っぷり。相手陣内のセットプレーでチャンスと見るや全員が上がり,カウンターを受けた時には逆にFP全員が猛然と戻って対応するなど素人目には見どころが多く楽しかったです。
 ここ数年トップチームの試合は精神修養というか修行僧というか,あまり愉快ではない心持ちで観ることが多かったのですが今日の試合を観た限りでは今年は違いそうでした。昨年までの停滞感から一足飛びに優勝や昇格が期待できるかと言われたらそれはまた別の話ではありますが,少なくともワクワクする試合は期待できそう。次節は3/17,Uスタにヴァンラーレ八戸を迎えてホーム開幕戦です。
 ※2019シーズン日程・結果表を更新しました。

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