来期J2下部に発足予定の新リーグについてJリーグから概要が発表されました。例によってまだJリーグ公式サイトには掲載されていない様なので各社報道をまとめてみました。
(1) リーグ名称は『Jリーグディビジョン3』(略称:J3)
(2) 2014年に10または12チームで発足し4回戦総当り/優勝賞金500万円
⇒10チームの場合 全36節
⇒12チームの場合 全44節
(3) 参加希望クラブは6月末までに準加盟申請し
その上でJ3ライセンス(新設)の取得が必要
【J3ライセンス】
・クラブの法人格が公益法人,株式会社,特定非営利活動法人のいずれか
・トップチーム監督は日本協会のS級ライセンス保有
・トップチームに常時3人以上のプロ契約選手を保有
・下部組織(U-18,U-15,U-12)をいずれか1つ以上保有
・原則5000人以上収容のスタジアム
など
(4) 準加盟承認且つJ3ライセンス取得クラブはヒアリング等の入会審査を受け
11月のJリーグ理事会でJ3参加の可否を判断
J3参加が認められたクラブ
⇒『Jリーグ準会員クラブ』としてJリーグ入会
J3参加が認められなかったクラブ
⇒『Jリーグ百年構想クラブ』として次年度以降のJ3参加をサポート
(5) 入会金500万円/年間費1000万円が必要
また,3期連続赤字か債務超過で退会
(6) J2との入替や2015年以降の参入条件は今後協議
との事。報道に挙がっているJ3ライセンスの項目を見る限りではパルセイロのライセンス取得に問題は無さそう。各社報道や新体制発表会でのフロント発言からもパルセイロの来期J3参加は確実な情勢です。
報道によって数字のばらつきもありますがこのJ3にはJFL所属の12チームと地域リーグ所属の5~10チームが関心を示しているとか。サッカーダイジェスト掲載のJFL選手名鑑に各クラブのJ3参加意向が記載されていたので恐らくJFL所属の12チームとは 町田・長野・讃岐・滋賀・琉球・藤枝・秋田・金沢・大分・栃木・相模原・福島 の事と思われます。
一方の地域リーグ所属クラブについては先日から 盛岡・奈良・山口・鹿児島 など様々な名前が挙がっています。個人的には10または12チーム発足でJFLから12チームが手を挙げているなら無理に地域リーグから飛び級させなくてもいいじゃん,なんて思ってしまいますがどうなるでしょうか。
コメント (1)
2014年シーズンのJリーグディビジョン3が
12クラブチーム予想でした。
・FC町田ゼルビア
・AC長野パルセイロ
・カマタマーレ讃岐
・S.C.相模原
・ブラウブリッツ秋田
・ツエーゲン金沢
・FC琉球
・福島ユナイテッドFC
・MIOびわこ滋賀
・クルージャ盛岡(東北1部)
・レノファ山口FC(中国)
・ヴォルガ鹿児島(九州)
投稿者: 善次郎 | 2013年05月18日 16:34