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SAN DIEGO PARCEIRO LADIES

 日系企業が米国で運営している San Diego Zest FC の女子チームがパルセイロ・レディースと提携し,今シーズンから SAN DIEGO PARCEIRO LADIES として米国女子サッカー2部リーグに参加すると発表されました。クラブエンブレムもパルセイロと同じデザインで AC NAGANO を SAN DIEGO , Since1990 を Since2018 に変更して使用する様です。パルセイロの名称やエンブレム使用についてはJリーグ理事会の承認も受けているとか。

 今月頭に噂が流れた時点では突然のことに驚きましたが,去年発表された2020VISIONにも2018年に米国女子2部チームと提携すると明記されていたので計画通りだったんですね。報道によると当面は現地の選手を中心に編成し,将来的にはAC長野パルセイロ・レディース出身の選手を含め半数程度を日本人選手にする方針とか。海外志向のある選手がまず国内のパルセイロ・レディースで経験を積んでからサンディエゴに渡り更に世界へ,なんて流れが理想でしょうか。

 さて,米国女子2部というと凄い様なよくわからない様な,ということでちょっと調べてみましたが米国では1部相当のNational Women's Soccer League(NWSL),2部相当の Women's Premier Soccer League(WPSL) とこちらも2部相当の United Women's Soccer(UWL) という大きく3つのリーグがある様です。

 NWSLは女子日本代表の川澄選手や宇津木選手が所属しているシアトル・レインFCなど9クラブで争うプロリーグ。WPSLは108クラブが4地域17地区に,UWLも22クラブが3地区に分かれて戦う日本で言う地域リーグ的なポジションでしょうか。 SAN DIEGO PARCEIRO LADIES は WPSL West Region / Pac South Division 所属とのこと。希望すればNWSL参入手続き・審査的な物もあるのかもしれませんがリーグ間の昇降格制度は現状特に整備されていない様子。サッカーに限らず米国ではクラブ自体の昇降格よりは有望選手を育てて上位リーグに輩出するという文化の方が強そうです。

 流石に米国内の2部リーグともなると情報源が少ないのでどこまで動向を追えるか判りませんが SAN DIEGO PARCEIRO LADIES については今後も注目していきたいと思います。


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